おしりの悩みがいえなくて

十代半ばで痔と出会いました。わたしと痔との戦いの記録。

ヤツの再来

高校を卒業した私は、大学生になりました。

 

新しい街

新しい友人

初めての一人暮らし

 

環境が変わったことが関係していたのかは定かではありませんが、

再びあの痛みがやってきたのです。

 

“まあ、また軟膏塗ったら大丈夫でしょ!!”

 

なんてのんきに構えていられたあのころが懐かしい。

 

軟膏は、実家を出るときに母がこっそり荷物に忍ばせてくれていました。笑

抜かりないですね。

 

しかし、再来したヤツは、パワーアップしていました。

軟膏を塗れども、痛みが治まるのは一時的。

 

それどころか、私はおしりに新たな違和感を持っていました。

 

“なんか、腫れてる…?”

 

意を決して鏡で見た自分のおしりには、

小豆のようなぷくっとしたものが飛び出ていたのです……