おしりの悩みがいえなくて

十代半ばで痔と出会いました。わたしと痔との戦いの記録。

診察台の上で

ベッドのカーテンが開かれ、私はカーテンの中に入りました。

 

ここで心配していた質問をしてみました。

「いま生理中なんですが、大丈夫ですか?」

おそるおそる聞く私。

 

先生の返事は

「はーい、大丈夫ですよ~!」

と即答だったので、ほっとしました。

 

 

「それでは、そのポスターにあるように準備してくださいね~」

 

壁にあるポスターを見ると、診察時のポーズが描かれていました。

 

壁のほうを向いて横になり、膝を抱えておしりを突き出す

 

っていう感じです。(伝わりますでしょうか…??)

横向きに丸まって寝るんです。

 

ズボンは全部脱ぐ必要はなく、とにかくおしりさえ出ていればOKみたいでした。

 

ここまで来ても、他人におしりを向けて横になるのはやはり恥ずかしい。

なんて思いながら診察台に横になると

 

「準備できましたか?カーテン開けますね~。」

 

なんともいえない不思議な気持ちで

「はい」

と答えた私でした。